成人男性の4人に1人が悩んでいるといわれているAGA（男性型脱毛症）。市販の育毛剤やサプリメントで何とか改善を目指していても、根本的な改善が得られなかった場合は、頭髪専門の病院で診断を受け治療をすることがAGA改善の近道です。

では、AGA（男性型脱毛症）にはどんな治療方法があるのか紹介します。

内服薬・外用薬

最も一般的で効果が高いといわれているのが投薬治療です。

AGAの治療薬は効果や強さなどが異なり、効果が期待できる薬もAGAの症状によって変わってきます。自分にはどの薬が効果的なのかを病院でカウンセリングを受け正規の薬を処方してもらいましょう。決して自己判断で個人輸入などで購入した薬を服用しないようにしましょう。

メソセラピー

注射器などで髪の成長に有効な成分を頭皮に直接注入する治療方法です。注入方法としては、注射器の他に、針のついたローラー、炭酸ガス、レーザー照射、電気穿孔など病院によって注入方法が異なります。各病院とも痛みのない注入方法を導入しているようですので、痛みが苦手な人も安心して治療が受けれるのではないでしょうか。

頭皮の直接アプローチするため効果が高く、薬より短期間で発毛効果が得やすいといわれています。

植毛

植毛には自毛植毛と人工植毛があります。

自毛植毛

自毛植毛は言葉通り、自分の元気な毛髪を薄毛の部分に移植する方法です。自分の毛髪を移植するので感染症や炎症などの拒絶反応は起こりにくく安全な治療方法です。

人工植毛

合成繊維でできた髪を薄毛部分に植毛する方法です。人口植毛のメリットは自毛植毛に比べ費用が安く済むことと、移植した髪の毛が伸びるまで待つ必要がなく植毛直後から髪が増やせることです。一方で自分の毛髪ではなく合成繊維という異物を埋め込むため、感染症や炎症などの起こすリスクがあるため費用が安くてもお勧めしません。