薄毛や抜け毛は、遺伝的要素や男性ホルモン以外にも色々な要素が関係しています。すぐに病院で薄毛治療を受けることに抵抗がある人は、薄毛・抜け毛対策を行うことで進行を遅らせ、予防、維持することにつながります。まずは一つひとつその原因を取り除き改善することが大切です。
髪の毛に大きな影響を与えるのが睡眠です。髪は成長ホルモンが正常に分泌されていれば、毛母細胞が活発になり発毛を促してくれます。この成長ホルモンは眠りについてから30分後に分泌されます。さらに夜の10時から深夜2時にかけて成長ホルモンの分泌量が増加します。この時間帯に睡眠を取るようにすると効果的に発毛が促されるのです。夜型の生活に慣れてしまっている人は、できるだけ今の睡眠時間を見直してみましょう。
食は体の栄養を補給していくうえで最も重要なものです。もちろん髪の毛も例外ではありません。毛髪はタンパク質を主成分としているので、タンパク質を含んだ食品を多く取るとよいでしょう。さらに、ビタミンやミネラルを十分に摂取すると毛髪の成長を活性化します。偏った食生活は髪にも健康にもよくありません。あなたの食生活は大丈夫ですか?
ストレスは現代人にとって避けては通れない問題です。ストレスはあらゆる病気に悪影響を与えるので、このストレスと上手く付き合っていくことがとても重要になります。趣味を持ったり、適度な運動をするなどして自分なりのストレス解消法を見つけてください。ストレスは自律神経やホルモンのバランスを乱し、毛根に必要な栄養を与えることができなくなるので注意しましょう。
それでもダメなら迷わず医師に相談しよう
ここに紹介した薄毛・抜け毛対策はほんの一例にすぎません。生活習慣が乱れ、睡眠不足でヘビースモーカーの人でも髪の毛がフサフサしている人もいます。
あくまで薄毛やハゲの改善や進行を遅らせることができる可能性があるということで、解決方法ではありません。生活習慣を改め対策を施しても、薄毛や抜け毛の進行が止まらない場合は根本的な原因を知るためにも薄毛治療、AGA治療の専門病院で相談してみましょう。
・お酒
適度なお酒は血行を良くし、ストレス解消になるため逆に良い面がありますが、アルコールの過剰摂取は体内で必要なタンパク質が不足し、毛髪の成長を妨げてしまうので、ほどほどにしましょう。
・タバコ
喫煙は血管を収縮させ血行不良を引き起こし髪に必要な栄養を届けることができなくなります。またテストステロンやDHTといった男性ホルモンが増加し、髪が育ちにくい環境を作ってしまいます。タバコを吸っている人は、髪の毛の限らず健康にも「百害あって一利なし」なので禁煙に努めましょう。